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「【エッセンシャル版】マネジメント――基本と原則」を読む (2) 利益

「【エッセンシャル版】マネジメント――基本と原則」を読む (2) 利益
ビジネス

こんにちは。

前回では、組織とは「誰かに対して何かを提供する集団」であるとしました。
この前提を基に、利益とは何であるかを考えます。

(前回の記事)
 「【エッセンシャル版】マネジメントーー基本と原則」を読む(1)前提とする組織の定義

利益

「利益」の言葉に対して想像するのは、企業会計における損益またはキャッシュ・フローが大半でしょう。ですが、ここでは「利益」の示す意味、機能について考えます。

一般に利益=収入-支出とされていることから、収入・支出それぞれ考えます。

収入

収入は、組織が提供する何か(ここでは製品・サービス)に対して、購入者から発生します。

購入者は数ある製品・サービスから価値を見いだして選び購入したのですから収入は、組織が提供する製品・サービスの価値の高さを示しているといえます。

また、提供する製品・サービスに価値を見出だして頂ける購入者を増やすことを組織に求められます。

支出

支出は、組織の製品・サービスを提供するための行為にかかる費用を指します。しかし、貨幣で表すことのできるものだけをかけているでしょうか?

資本投入、労働(人件費)、原材料(原価)など、貨幣で表すことのできる資源は想像に容易いですが、貨幣で表すことのできない資源も非常に重要です。

キーワードは「生産性」です。生産性を高めるために、貨幣で表すことのできない資源を消費しているのです。

  1. 知識
  2. 時間
  3. 製品・サービスの組み合わせ
    • 製品・サービスもまた資源である
  4. プロセスの組み合わせ
    • プロセスもまた資源である
      例:運搬について「他社への運搬の依頼」と「自社による運搬」はどちらが生産的であるか

また、貨幣で表すことのできない資源を有効に活用するために、以下の事柄も重要です。

  • 自らの能力とその限界を理解する。限界を超えると品質を保てなくなり、品質の低下した製品・サービスの提供をすれば、自らの評判を落とすだろう
  • どんなものに対して価値を見出だしているか模索し続ける。そうでなければ、価値を見出だしていると誤解しているものに対して生産をおこない、無駄を発生させるだろう

利益の機能

以上をもって、利益には「製品・サービスを提供するために消費した資源に対して、提供する製品・サービスの価値は見合っているのか」を測る尺度であるといえます。製品・サービスを引き続き提供してよいのかを判断する重要な基準の1つになります。

そして、利益は最大にしなければなりません。災害の発生、要求や市場の変化など、不確定なものに対する保険であるからです。よりよい労働環境を生むための資金であるからです。

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