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2021/10/25 (Mon)

世界で最もレベルの高いNBAで本契約を勝ち取った日本人プレイヤーの紹介

世界で最もレベルの高いNBAで本契約を勝ち取った日本人プレイヤーの紹介
雑談

先日、2020東京オリンピックが閉会しました。

日本は歴代最多27個の金メダルを獲得し、開閉会式の内容や無観客での開催など物議を醸しましたが、 そんな難しい状況の中でもアスリートのみなさんはたくさんの感動を与えてくれました。

全敗で予選リーグ敗退とはなってしまいましたが、世界の強豪相手に奮戦を見せてくれた男子バスケットボール。 その中でもキャプテン、渡邊雄太選手について興味を持ち、調べていたところNBA本契約までの道のりが興味深かったので紹介したいと思います。

高校卒業後~メンフィス・グリズリーズ

高校卒業後、NCAA1部(全米大学スポーツ協会)のジョージ・ワシントン大学に進学し、 大学最終年の2017-18シーズンではキャプテンを務め、年間の最優秀守備選手賞を受賞するなど活躍を見せていましたが、 卒業後すぐのNBA本契約には至らず、メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約(※1)を結び、 主にNBAの下部リーグであるGリーグを主戦場としていました。

2018-19シーズンには第4クウォーターから途中出場し、田臥勇太選手以来14年ぶり2人目となる日本人NBAプレイヤーとして話題となりました。

しかし、2019-20シーズンはGリーグでエース級の活躍をしながらも、監督交代による戦術の変更などからNBAでのプレータイムは前年から半減し、シーズン後にFA(フリーエージェント)となりました。

トロント・ラプターズエキシビット10契約~本契約まで

FAとなった後、シーズン開幕1カ月前を切るも契約チームが見つからずにいましたが、 ようやく舞い込んで来たのがラプターズとのエキシビット10契約(※2)でした。待遇の低い契約ではありましたが、 短い期間の中でもディフェンス面を高く評価され、ラプターズとの2ウェイ契約を結びました。 この契約は1.2年目のグリズリーズとのものとは重みが違い、渡邊選手が自ら勝ち取ったものと言えます。

その後、けがなどでなかなか出場機会に恵まれない時期もありましたが、ディフェンス面のさらなる向上、 また課題とされていた積極性、得点力のアップが評価され、2021年4月19日、ついにNBA本契約を勝ち取りました。

まとめ

大学卒業後NBAからドラフト1巡目指名を受け、本契約という快挙を達成した八村塁選手はご存じの方も多いと思います。
対照的に渡邊雄太選手は名前を知っている程度で、ここまで紆余曲折があり本契約を勝ち取ったとは知らず、 そういう方も多いのではないかと思い紹介させていただきました。

女子はオリンピックで史上初の銀メダルを獲得するなど、今後の日本バスケットボールの飛躍から目が離せません。

参考情報

※1 2ウェイ契約
NBAの各チームは、最大で15人の選手と本契約を結ぶことができる。渡邊選手が結んでいた2ウェイ契約は、そこからさらに若手選手を対象に各チーム最大2人まで結ぶことが可能な契約で、試合数の制限などの条件付きでNBAでの試合出場も可能になる契約形態のこと。

※2 エキシビット10契約
主にシーズン開幕前のトレーニングキャンプ契約に使われる無保証の最低年俸での契約で、レギュラーシーズン開幕までに2ウェイ契約に切り替え、もしくはそのまま契約解除をチーム側が選択できる。

参考サイト
Wikipedia:「渡邊雄太」
Wikipedia:「NBAサラリーキャップ」