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2020/9/ 7 (Mon)

ロンドン旅行記⑳(最終)

ロンドン旅行記⑳(最終)
雑談

本ブログ「ロンドン旅行記」は、 2016年 8月 12日 ~ 17日に息子と行ったロンドンの思い出をまとめたものです。


一期一会の会話

ロンドンで過ごす最後の晩は、B&B地下にあるレストランでの夕飯でした。
長男はステーキ、私はサンドイッチをオーダー。

オーダーを取りに来きた人がそのまま料理をし、そのまま運んできてくれる。
「美味しい」と言うと小さい声で、恥ずかしいな、でもサンキュー、と
つぶやくシャイな男性でした。

私達親子のほかにもう2組、それぞれ1人で食べにきた男性が居たのですが、
ああやっぱりここは外国だな、なんと、はなしに知らない人同士で会話が始まる。
シェフもちょっと給仕したついでに、お客さんと会話をする。
知らぬ人同士の一期一会、日本だとあまり見かけない風景です。

圧倒的なコミュニケーションパワー

ロンドンを旅行している最中、常に感じていたことは、
人々の視線というか意識が常に第三者に向けられていることでした。

見ず知らずの人同士の目と目があったときにニコっと微笑むのです。
第三者に向けた、その絶え間ない微笑み、そして、ちょっとでも荷物の接触でもあると
目と目をあわせた「エクスキューズミー」、そして、たとえばカフェで、
たとえばレストランで、見知らぬ同士でも目と目があった瞬間の微笑みからスタートし、
その場限りの何気ない会話を楽しめる圧倒的なコミュニケーションパワー。

これってすごい。

日本人だと逆に、知らない人だから目を合わせたら失礼だ、ということもありますし、
混雑した駅や電車でちょっとした接触でいちいち謝っていてもきりがなく、
一人で歩いているときに常に第三者を意識しながら歩くことはなく、
自分自身のことだけに 「 没頭して 」 いられる。

バッキンガム宮殿のヴィクトリア女王.jpg

結局私は生まれながらの日本人だなぁ、と思ったのは、
ロンドン滞在中は郷に入れば郷に従え、で、頑張って第三者を常に意識し、
いつ目線があっても笑顔が作れるよう、口角をあげたスマイルを作り続け、
ほんのちょっとでも道端で接触があると「エクスキューズミー」
同じ宿の人と朝ごはん中、話しかけられれば、がんばって
無理やりにでもテンションをあげて会話をしていたのですが、
それは絶え間なく周囲に気を張っているなぁ、と気づいたときでした。

そして正直に言うと、それはやはり「疲れる」ことでした。

ずっと鎖国をして他民族からの侵略がなかったから、
日本人同士だけの農耕民族的内向きのコミュニケーション、
そしてかたや7つの海を制覇し、狩猟民族として隣国からの
戦いに常に勝っていかなければならなかった大英帝国の違い、と
いったらちょっと大げさでしょうか。

いい・悪いといった簡単な括りでは考えられない、そんな国民性を感じました。

ステーキもサンドイッチも勿論美味しく、これでロンドン最後の夜はおしまい。

ま と め

やっぱり旅行は楽しい。
非日常に身をゆだねて、新鮮な思いで色々ことを見聞きし、感じ、味わう。
色々と人生には楽しいことがありますが、その中でも私の場合は「旅行」が好き。

思春期まっさかりな中学2年の息子を連れての2人旅で、それも外国。
いい思い出になりました。

「あー!もう1週間くらい居たかったな!」ドタン、と
ベッドに倒れこみながらつぶやく長男。

そろそろ日本に帰りましょう。
シャイな微笑みと、曇り空の下のサンドイッチと、少し湿った石畳の街のロンドン。

いい思い出を有難う。お世話になりました。



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